「環境構築なんてAIに頼めば30分で終わるでしょ」と思っていた。
結果、丸一日かかった。
ただ言い訳させてもらうと、時間を溶かしたのはAIじゃない。ほぼ全部、AI以外のところでハマった。
そもそも何がしたかったのか
このブログ、記事を手元のPCで書いて、コマンド一発でWordPressに反映できるようにしてある。
管理画面を開いて、本文をコピペして、画像を1枚ずつアップして……という作業、最初の3回くらいはやれると思う。でも絶対に続かない。自分の性格はわかっている。
で、AI(Claude Code)に相談しながら、サーバーの設定からAPI連携の確認まで1日でやり切った。

ハマったのは全部「AI以外」だった
AIは優秀だった。手順は正確だったし、接続テストのコードも一瞬で書いてくれた。
じゃあ何に時間を食われたかというと。
まずWordPressのAPI連携用パスワード。これHTTPS必須で、サイトのSSL設定が終わっていないと管理画面に設定項目すら出てこない。項目が「ない」から、どこにあるんだと探し続ける無駄な時間が発生する。
次にレンタルサーバーのセキュリティ機能(WAF)。パスワードを打ち間違え続けた自分を不正アクセス扱いしてブロックしてきた。いや、本人なんだけど。
極めつけは、画像のアップロードだけが何度やっても403エラー。原因はWAFの誤検知で、管理画面から該当ルールを除外したら一発で通った。これ、一人だったら絶対に原因まで辿り着けていない。
エラー画面と検索を往復して数日溶かすやつ、過去に何回もやってきた。今回は隣で「原因はこれ。次はここを押す」と言ってくれる相手がいた。詳しい友人に画面を見てもらいながら作業する、あの感覚に近い。
ついでに触ったX APIで驚いた話
環境づくりの流れで、前から気になっていたX(旧Twitter)のAPIも触ってみた。
「月100ドルかかる」という古い記事を信じて、ずっと敬遠していたやつ。
今年の2月から従量課金に変わっていた。投稿1件あたり約0.015ドル。チャージも最低5ドルから。
……月100ドルどこいった。

古い情報のまま諦めている人、結構いるはず。
ちなみにAPIの鍵をスクリーンショットでAIに渡したら、1文字誤読されて認証エラーになった。テキストでコピペしたら一発。AIとの共同作業は「何を渡すか」で精度が変わる。これは覚えておいて損がない。
AIは魔法ではない、でも
AIがやってくれるのは「考える・調べる・書く」まで。「クリックする・認証する・支払う」は、結局こっちの手でやるしかない。
それでも、環境構築みたいな「一度きりで、正解があって、でも自分は初めて」の作業は、AIと組む価値がいちばん大きい。
詰まっている時間の長さが、一人でやっていた頃とは桁違いだった。
